オーストラリア入国隔離記

コロナ禍における豪州隔離措置レポート

隔離1日目 - 出入国とチェックイン

出国

羽田空港における特筆事項はPCR検査のみ。
検体提出から結果受領に4時間要したのが計算外だったが、特に滞りなく手続きは完了した。 

www.haneda.toho-u.ac.jp

時間に余裕があれば出発ターミナル以外での受診を検討してもいいかもしれない。

 

入国~ホテル到着

羽田から10時間弱のフライトを経て、シドニー国際空港に到着。
ここにおいても簡単なヘルスチェックを挟んだのみで、平時の入国手続きと何ら変わりない。

全ての審査を完了し外に出ると大型バスが待ち構えており、1時間ほどかけて隔離ホテルまで連行される。

到着後の車内で更に1時間待たされた後、4名ずつ降ろされチェックイン手続きを取る。
車内での待ち時間は他の隔離対象者を待つため・・と説明されたが、
結局チェックインは1人ずつしかできない体制のため、遅々として列が進まない。

20名ほどの対象者に対し1時間以上を要した挙句、昼の12時30分にようやくチェックインすることができた。
朝9時の入国から3時間半、生産性は正真正銘ゼロだ。こんなところでおおらかな国民性を出さないでほしい。

 

f:id:mau9:20210421161246j:plain

余裕のある室内

入室に際し、ホテルでの過ごし方や保健省からの案内、州政府および警察からの書面を受け取り部屋に案内される。

ポーターを務めてくれた陸軍の女性から、Enjoy your quarantine、と明るく声を掛けられたので、極めて朗らかにありがとうと返した。私は常識人だ。


斯くして2週間に亘る隔離生活が幕を開けた。
初日の食事、および数時間を過ごした所感は次稿にて。